内容説明
ハワード・ロークという建築家のサクセス・ストーリーでもあり、ロークとドミニクという、とてつもなく硬派で風変わりな恋人たちの物語でもあり、ロークを中心としたワイナンドやマロリーやマイクやキーティングや、そしてトゥーイーをもめぐるホモソーシャルな男同士の絆と愛憎を描く一種のゲイ・ストーリーでもある。しかし何よりも、この小説は政治思想小説である。
著者等紹介
ランド,アイン[ランド,アイン][Rand,Ayn]
1905~82。アメリカの国民作家、政治思想家。ハイエクやフリードマンと並んで、自由放任資本主義を支持する超個人主義的自由主義(リバータリアニズム)の提唱者のひとりとして知られる。本名はアリッサ・ロウゼンバウム。ユダヤ系ロシア人としてサンクト・ペテルスブルグに生まれるが、1926年にアメリカに単身亡命し、生活苦と闘いながらハリウッドでシナリオ作家をめざす。43年に本書『水源』を発表し注目を浴びる。57年に出版された『肩をすくめたアトラス』によって文名を確立。以来、これらの二大長編小説は、アメリカの知的な若者にとって必読書となる
藤森かよこ[フジモリカヨコ]
桃山学院大学文学部教授。アメリカ文学専攻。「日本アイン・ランド研究会」主宰
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